【サメ映画】『ジョーズ・アタック2』レビュー

 時をかけるサメ映画
『ジョーズ・アタック2』

原題:MONSTER SHARK
監督:ジョン・M・オールドJr.
出演:マイケル・ソプキウ, ヴァレンタイン・モンニアー, ジョン・ガルコ, ウィリアム・バーガー
備考:VHS版の邦題は『死神ジョーズ 戦慄の血しぶき』


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⒞1984 NATIONAL CINEMATOROGRAFICA NUOVA DANIA INEMATOROGRAFA FILMS INTERNATIONAL LES FILMS DU GRIFFON

 この映画は『ジョーズ・アタック』(1988)四年前に公開された作品であることで有名な『ジョーズ・アタック2』(1984)である。

 なお、本作はかの『シャークトパス』の原作であることでも知られており、劇中にはサメとタコが合体した元祖シャークトパスこと通称・死神ジョーズが登場する、現在のトンデモ路線を切り開いた最初のサメ映画でもある。



 そして本作の監督であるジョン・M・オールドJr.は偽名であり、その正体とはあの『デモンズ』及び『デモンズ2』の監督を務めたランベルト・バーヴァである。



 違うんだ俺は狂っちゃいない! 全部本当のことなんだ、頼むよ信じてくれ!

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【ホラー映画】『Mr.タスク』レビュー

 レッツ・セイウチング!
『Mr.タスク』

原題:Tusk
監督:ケヴィン・スミス
出演:ジャスティン・ロング, マイケル・パークス, ハーレイ・ジョレル・オスメント, ジェネシス・ロドリゲス
備考:ジョニー・デップも親子揃って初出演


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⒞2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc.

 今年2016年の新春、「あーあ、年始はつまんねーTV番組しかやってねーよなあー」という国民の声に応え、リビングに牙を突き立てた衝撃のセイウチ人間映画、それがこの『Mr.タスク』だ。

 和やかな元旦のムードも名残惜しい1月10日の初日にこの映画を借りた者は、“身体を鰭脚類に改造されたセイウチ人間VS自家製セイウチスーツに身を包んだ連続殺人犯”という、地上波では絶対に流れないタイプの異種格闘技戦を見せつけられることとなるだろう。

 なお、仮に改造セイウチ人間をキャプテン・アメリカ、セイウチスーツ殺人鬼をアイアンマンに例えるとするならば、本作はセイウチに形を変えて先行上映された『シビル・ウォー』とも言えるわけであり、ともすればMr.タスクがアベンジャーズのニューフェイスとしてエンドロールの最後に登場を仄めかされる日が来る可能性も少なからず存在していることになる。

 本作には『突然望まぬ力(セイウチ)を手に入れた平凡な若者』や、『世間からの迫害や悲劇の事故によって狂気(セイウチ)に呑み込まれた老人』も登場するため、これはX-MENへの加入にも期待が持てるといったところだ。



 皆からの応援、待ってるぜ!

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【サメ映画】『インパクト』レビュー

 ダダッダーッシュ!
『インパクト』

原題:Space Sharks/Raging Sharks
監督:ダニー・ラーナー
出演:コリン・ネメック, ヴェネッサ・エンジェル, コービン・バーンセン, エリーゼ・ミューラー, トッド・ジェンセン
備考:コリン・ネメックは『ビーチ・シャーク』や『ロボクロコ』にも出演しているベテラン


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⒞2004 Sharky Producctions, A.V.V.

 今でも通じるのか知らないが、一昔前までは「潜水艦映画に外れなし」という言葉がよく使われていた。
 『U・ボート』『クリムゾン・タイド』などの傑作を多く含む、高い水準で出来の安定したジャンルであったことが、その言葉の所以だ。

 ではその潜水艦映画に対して、サメ映画という致命的不確定要素を加えれば、一体どうなるのだろう。
 一説には外れなしという潜水艦映画に対して、外れ云々以前に存在自体が罰当たりなサメ映画、両者が組み合わさったとき、その内容は一体どうなってしまうのであろうか。



 結論から言うとどうにもならなかった。



 マイナスにプラスを掛けたところで、所詮生まれるのは負の数なのだ。
 というわけで『インパクト』である。

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