【ホラー映画】『魔獣星人ナイトビースト』レビュー

 GANTZに出てくる15点くらいの敵
『魔獣星人ナイトビースト』

原題:NIGHT BEAST
監督:ドン・ドーラー
出演:ケヴィン・ロウ, カール・サンディス, エド・バトル, ナンシー・ヘンドリクソン, デボラ・ルース
備考:本作の音楽は当時新人だったJ・J・エイブラムスが担当している


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⒞1982 Amazing Films Prods. Dolby and the double-D symbol are registed trademarks of Laboratories.

 生涯に渡って“ゴミのような映画”あるいは“映画のようなゴミ”を何本も撮り続けてきた功績により、エド・ウッドと並んで世界に名を馳せた映画監督、ドン・ドーラー。

 “良作が撮れないのは凡人の常だが、佳作さえ人生で一本も撮れなかった彼は逆に才人だ”として未だ語り継がれるドン・ドーラーの偉業に対して、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などで近年時の人と化した映画監督、J・J・エイブラムスが、「彼の仕事に誰も注目していないが、それは当然だと思う」と、少なくとも彼の仕事より愉快なコメントを残している。



 そのような“多分フィルムとトイレットペーパーの区別が付いていなかった男”、ドン・ドーラーが関わった作品の中では、おそらく“最も映画に近い存在”として一部ではZ級映画ファンからの評価も高い逸品が本作、『魔獣星人ナイトビースト』である。



 別に面白いわけではない。

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【ホラー映画】『ストレージ24』レビュー

 「くっ」
『ストレージ24』

原題:STORAGE24
監督:ヨハネス・ロバーツ
出演:ノエル・クラーク, コリン・オドナヒュー, アントニア・キャンベル=ヒューズ, ローラ・ハドック
備考:ノエル・クラークは『スタートレック イントゥ・ダークネス』や『ゾンビハーレム』にも出演


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⒞Medient Unstoppable Limited 2012



 というわけで本作があの有名な『ストレージ24』、あの公開当時アメリカでの興行収入が僅か72ドルという記録的な数字を達成したことで一躍名を馳せた『ストレージ24』である。



 もっとも、本作の成績が死ぬほど振るわなかった理由には“全米で一館しか本作を流していなかった”ことや、“上映期間が一週間しか取れなかった”ことなどの要因を含み、加えて“元々低予算の作品であり高収益は期待されていなかった”という、最初から劇場で勝負するには荷が重いB級映画として制作されていたという事情も孕んでいるため、単純に本作を“駄作なので売れなかった”と判断するのは少々安直な発想だ。



 かといって、本作が実は隠れた良作なのかというとそこは非常に怪しいが、とにかく本作があの僅か72ドルの興収で有名な『ストレージ24』である。

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【ホラー映画】『Mr.タスク』レビュー

 レッツ・セイウチング!
『Mr.タスク』

原題:Tusk
監督:ケヴィン・スミス
出演:ジャスティン・ロング, マイケル・パークス, ハーレイ・ジョレル・オスメント, ジェネシス・ロドリゲス
備考:ジョニー・デップも親子揃って初出演


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⒞2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc.

 今年2016年の新春、「あーあ、年始はつまんねーTV番組しかやってねーよなあー」という国民の声に応え、リビングに牙を突き立てた衝撃のセイウチ人間映画、それがこの『Mr.タスク』だ。

 和やかな元旦のムードも名残惜しい1月10日の初日にこの映画を借りた者は、“身体を鰭脚類に改造されたセイウチ人間VS自家製セイウチスーツに身を包んだ連続殺人犯”という、地上波では絶対に流れないタイプの異種格闘技戦を見せつけられることとなるだろう。

 なお、仮に改造セイウチ人間をキャプテン・アメリカ、セイウチスーツ殺人鬼をアイアンマンに例えるとするならば、本作はセイウチに形を変えて先行上映された『シビル・ウォー』とも言えるわけであり、ともすればMr.タスクがアベンジャーズのニューフェイスとしてエンドロールの最後に登場を仄めかされる日が来る可能性も少なからず存在していることになる。

 本作には『突然望まぬ力(セイウチ)を手に入れた平凡な若者』や、『世間からの迫害や悲劇の事故によって狂気(セイウチ)に呑み込まれた老人』も登場するため、これはX-MENへの加入にも期待が持てるといったところだ。



 皆からの応援、待ってるぜ!

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【ホラー映画】『アナベル』レビュー

 SAWの脚本家が製作総指揮だった場合の『トイ・ストーリー』
『アナベル 死霊館の人形』

原題:Annabelle
監督:ジョン・R・レオネッティ
出演:アナベル・ウォーリス, ウォード・ホートン, アルフレ・ウッダード
備考:Amazonで『“アナベル 映画”』と検索すると『もしかして:“アナル 映画”』と表示するのは止めろ


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(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 SAWシリーズの脚本として名を馳せた男、ジェームズ・ワンが監督を務めたホラー映画、『死霊館』(2013)
 その前日譚であり、一体の呪われた人形に関する怪奇現象を描いたのが本作、『アナベル 死霊館の人形』(2014)だ。


 本作に登場するアナベルという人形は実在しており、劇中でも名前の登場する超常現象研究家・ウォーレン夫妻の博物館に、厳重に保管されている。
 そしてまた本作も、実話を基に作られた作品であるということだ。


 実際のアナベルはアメリカの国民的キャラクターであるラガディ・アンの人形なのだが、本作のアナベルはトイザらスの店頭に並ぶ可能性をゼロから小数点以下まで切り捨てた強烈な造形でその身を彩っている。


 可愛い……。

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【ホラー映画】『宇宙からのツタンカーメン』レビュー

 アバラボロボロー!
『宇宙からのツタンカーメン』

原題:TIME WAKER
監督:トム・ケネディ
出演:ベン・マーフィ, ニナ・アクセルロッド, ケヴィン・ブロフィ, ジェームズ・カレン, シャーリー・ベラフォンテ=ハーパー
備考:ブロッケンJr.とは戦っていない


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⒞2015 FORWARD Ltd.

 皆様は『宇宙から来たツタンカーメン/消えたミイラ! 全裸美女に迫る古代エジプトの魔神』という、妙に文字数を圧迫する邦題を付けられた作品をご存じだろうか。
 『タイム・ウォーカー/時空の聖櫃』なるSFチックな別題でなら覚えているという方もいらっしゃるかもしれない。


「別にツタンカーメンも全裸美女も一切出ない」
「でも邦題でオチをネタバレしている」
「というかVHS版のパッケージが既に若干ネタバレしている」
「何故かDVD版のパッケージ裏では完全にネタバレしている」



ことで有名なこの映画は、かつて日曜洋画劇場で放映された際、本来映画に対しては非常に寛容なはずの淀川長治がマトモな感想を放棄したことで一躍名を上げた(作品の価値は下げた)。

 このように数々の逸話を持つ、気の毒なファラオのような本作が、先日カルト映画専門会社『フォワード』から、ついに国内で再版されたのである。



 もちろん我々Z級映画ファンとしては、自腹を切って内臓を痛めてでも本作を鑑賞せざるを得ない。
 というわけで、当ブログの記念すべき第一回目のレビュー対象として、この『宇宙からのツタンカーメン』をじっくり語っていこう。
 (最初はサメ映画にすればよかったかなあ)

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