【目次】『かあさんこのサメどうかしら』レビュー作品一覧

 未来から来た目次です。

 私が過去にレビューした作品を、とりあえずサメ映画に限り、ここに一覧として残しておきました。

 個人的にオススメしたい作品には←オススメ、個人的にある意味オススメしたい作品には←ある意味オススメと、記事タイトルの右端に記してあります。

 私の好みは偏っているので、皆様の参考にはならないかと思われますが、よろしければ以下の『続きを読む』からどうぞ。

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【サメ映画】『シン・ジョーズ』レビュー

 「分かりましたレビューは理研に任せます」
『シン・ジョーズ』

原題:ATOMIC SHARK
監督:グリフ・ファースト
出演:レイチェル・ブルック・スミス, ジェフ・フェイヒー, デヴィッド・ファウスティーノ, ボビー・カンポ, マライア・ボナー
備考:監督は『ゴースト・シャーク』や『フライング・ジョーズ』の人


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⒞2016 MANU FACTURED BY AT ENTERTAINMENT, CO., LTD

 昨年日本で一大ヒットを成し遂げた『シン・ゴジラ』

 とは別に関係ないが、「別に関係ないなら自由じゃん」の精神が基本の一大ジャンルがサメ映画である。



 本作の原題は『ATOMIC SHARK』であり、“放射能汚染で突然変異を起こしたサメが、人間を食い殺していく”内容の作品だ。

 しかし、そこから“放射能汚染で突然変異”の部分だけ強引に抜き取って、話題の『シン・ゴジラ』と似たタイトルとフォントを独自に付けてみた結果、生まれた邦題が上記の『シン・ジョーズ』なのだろう。



 そりゃ選択肢としてはアリだろうが……選ぶなよ……!



 なお、本作のキャッチコピーは、「核実験の罪(SIN)が生み出した悪魔――」である。
 邦題の由来に関する建前か、もしくは苦しい弁解のように聞こえるが、同時に本作の内容にも沿っている秀逸な文句である。
 考えた人は楽しかっただろうなあ。

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【スラッシャー映画】『ローズマリー』レビュー

 PROWLER=不審者/徘徊するもの
『ローズマリー』

原題:THE PROWLER/ROSEMARY'S KILLER
監督:ジョセフ・シトー
出演:ヴィッキー・ドーソン, クリストファー・ゴートマン, ファーリー・グレンジャー, ローレンス・ティアニー
備考:特殊メイクはトム・サヴィーニ


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⒞1984 GURADUATION PRODUCTIONS LTD.

 『ハロウィン』や初代『13日の金曜日』によって、ブームを巻き起こした80年代のスラッシャー映画の中でも、特に有名な作品の内の一本が、『THE PROWLER』こと『ローズマリー』だ。

 VHS版では『ローズマリー・キラー』という邦題を付けられている本作は、13日の金曜日の亜流とは言えない、独特の趣向とインパクトが詰まった作品であり、界隈では非常に高い評価を得ている傑作である。

 そのため、年季の入ったホラー映画ファンの方々には、「今更ローズマリーかよ! 知ってるよ!」と思われるかもしれないが、前々から触れておきたかった作品であり、個人的に好きな作品でもあり、一番の理由としては、どうでもいいけど先日改めて鑑賞して丁度無性に喋りたい気分になったタイミングだったので、今回はこのローズマリーを簡単にレビューしていこう。

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【スラッシャー映画】『アリス・スウィート・アリス』レビュー

 “ブルック・シールズ出演作”
『アリス・スウィート・アリス』

原題:Alice Sweet Alice/COMMUNION/Holy Terror
監督:アルフレッド・ソウル
出演:ブルック・シールズ, ポーラ・シェパード, リンダ・ミラー, トム・シニョレッリ
備考:本作で12歳の少女・アリスの役を演じるポーラ・シェパードは、撮影当時19歳であった


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⒞2014 WHD Japan.


 本作は当初『COMMUNION』という原題で公開されたものの、世間の反応は薄かったとのことだ。

 だが数年後、本作に端役として出演していたブルック・シールズが『プリティ・ベビー』で脚光を浴びた折に、『COMMUNION』から“ブルック・シールズ出演作”『Alice Sweet Alice』と改題して公開したところ、絶大な支持を受けたという作品が、このアリス・スウィート・アリスである。



 ブルック・シールズ一番最初に死ぬけどな!



 そして数年後、ブルック・シールズが『青い珊瑚礁』で注目を集めた折に、『Alice Sweet Alice』から“ブルック・シールズ出演作”『Holy Terror』と改題して公開したところ、再度高い評価を得たとも語られている。
※もっとも、本作が公開された当時、私は生まれていなかったため、上記の薀蓄は全て、鑑賞の後日に複数の映画関係サイトで調べた伝聞に過ぎないが。

 しかし、実際本作の内容は良く、当時何度も話題になったというのも頷ける出来だと思う。

 というわけで今回はこのアリス・スウィート・アリスをレビューしていこう。

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【サメ映画】『パニック・マーケット』レビュー

 2012年ヴェネチア国際映画祭出品作品
『パニック・マーケット』

原題:BAIT
監督:キンブル・レンドール
出演:ゼイヴィア・サミュエル, シャーニ・ヴィンソン, ジュリアン・マクマホン
備考:中国では劇場公開第1週目で『アバター』を超える興行収入を出したとのことである


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⒞2011 Bait Holdings Pty Limited, Screen Australia, Screen Queensland Pty Limited, Media Development Authority of Singapore, Blackmagic Design Films Pte Ltd.

 青い薔薇の花言葉と言えば、近年まで『不可能』もしくは『存在しないもの』などと定められた、夢物語を指すレトリックだったが、技術の進歩によって実物が誕生した現在では、『夢は叶う』に改められたということだ。

 一方で、地獄の荒野のように不毛なサメ映画界においても、近年では、少ないとはいえ確かに数本、存在しなかったはずの良作が一輪、また一輪と花を咲かせている。

 まあ、実際のところは綺麗な蒼というより微妙な紫といった程度のイロモノなのかもしれないが、それでも長い歴史の茨道を超えて、一定以上の品質まで達したサメ映画が本作、『パニック・マーケット』だ。



 だが、“そのような作品に限って世間的な知名度がまた絶妙に低い”のがサメ映画界の不文律であるため、今回は「パニック・マーケットは面白いんだよ! 面白いサメ映画なんだよ!」との魅力を伝える目的で、本作をレビューしていこう。

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